大阪市で着物を処分する方法8選！大阪市で着物は何ゴミに分類される？

もう着なくなった着物を処分したいけれど、「何ゴミに分類されるの？」「小物類はどうしたらいいの？」など、どのように処分したら良いか悩んでいる方も多いでしょう。

せっかくの着物だから、そのまま処分するのではなく、捨てる以外の方法を探したいと思う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、大阪市において着物を処分する際の分類方法や着物を処分する方法、売れない着物の特徴を紹介します。

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大阪市で着物は何ゴミに分類される？

ゴミの分別は、市区町村ごとに異なります。着物は小物類も多く、すべて同じゴミに分類していいのか、それとも素材ごとに分けなければならないのかを悩む方が多いです。

• 着物・帯・足袋・反物など
• 帯どめ・かんざし・ピンなど
• 草履・下駄
• バック類

ここでは、大阪市における着物と小物類の分類方法を見ていきましょう。

着物・帯・足袋・反物など

着物や帯、足袋や反物は、すべて布類です。大阪市では「古紙・衣類」となっており、週に1回の頻度で回収されます。

布でもまとめて捨てるとなると重さがあるため、袋に詰め込みすぎて袋が破れないように注意しましょう。また、雨の日に出す場合は着物が濡れないように、袋の口はしっかりと縛って出すことが大切です。

帯留め・かんざし・ピンなど

帯留め・かんざし・ピンなどの和装小物は、すべて「普通ゴミ」に分類され、週に2回の頻度で回収されます。

和装小物は木製のケースに入れられて販売・保管されていることが多いですが、ケースごと普通ゴミとして処分可能です。

草履・下駄

草履や下駄は「普通ゴミ」に分類されます。一方で、草履や下駄を保管する紙箱は、普通ゴミではなく「古紙・衣類」です。

回収頻度や曜日が異なるため、間違えないように気を付けましょう。

バック類

最大の辺や径が30㎝未満であれば「普通ゴミ」です。和装小物や履物と併せて、普通ゴミとして処分しましょう。

ただし、最大の辺や径が30㎝以上ある場合は、普通ゴミでの処分はできません。粗大ゴミとして処分できるように、受付センターで収集依頼をする必要があります。

大阪市で粗大ゴミを処分する方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

大阪市で粗大ゴミを処分する方法は？ルール・申し込み方法・料金について解説！

大阪市で着物を処分する方法8選

大阪市で着物を処分する方法は、主に以下の8つです。

• 着物を寄付する
• 知人や友人に譲る
• リサイクルショップで売却する
• ゴミ処理場に持ち込んで処分する
• フリマアプリ・ネットオークションに出品する
• 着物買取専門店で買い取ってもらう
• リメイクして再利用する
• 不用品回収業者に依頼する

ゴミとして処分してしまえば簡単ですが、「そのまま捨てるのはもったいない気がしてためらってしまう」「せっかくの着物をもう一度誰かに着てもらいたい」と考えている方は、別の方法で処分を検討しましょう。

着物を寄付する

思い入れのある着物や親から受け継いだ着物などは、誰かのために役立てられる寄付がおすすめです。着物の寄付は、NPO法人で受け付けています。

家の近くにあるNPO法人で着物の寄付を受け付けていれば、施設に持ち込んで手渡しが可能です。近くにない場合、インターネットなどで寄付を受け付けているNPO法人を探し、宅配便などで送付して寄付できます。

ただし、任意のボランティアとして扱われるため、送料は寄付する側が負担するケースが多いです。

知人や友人に譲る

着物を必要としている知人や友人がいれば、譲るのも1つの方法です。知らない人に譲るよりも、知人や友人に譲る方が気も楽なうえ、何より喜んでもらえる姿を見られる点がメリットです。

ただし、知人や友人だからこそ、着物を譲ったことで関係性が変わってしまわないように、丁寧にやり取りしましょう。譲る前に、着物に破れやシミなどがないかをチェックし、状態をきちんと説明した上で取引をするように心がけましょう。

リサイクルショップで売却する

リサイクルショップの中には、着物の買取に対応している店舗があります。リサイクルショップでは、スタッフが状態をチェックし、着物の価値を判断した上で値を付けます。

着物以外もまとめて売りたいものがある場合、一緒に持参すると一度で処分できるでしょう。

ただし、リサイクルショップの多くは着物を専門としていません。本来なら高い価値があるものでも、買取価格には期待できない場合が多いでしょう。また、買取はしているけれど有名作家のものだけ、古い着物は買取不可、など買取対象を制限している場合もあります。

あらかじめ買取対象をチェックした上で持ち込みましょう。

ゴミ処理場に持ち込んで処分する

近くにゴミ処理場がある場合は、着物を直接持ち込んで処理してもらう方法もあります。処分したい着物がたくさんあるときにおすすめの方法です。コストを抑えて、一度で大量の着物を処分してもらえる点がメリットです。

ただし、ゴミ処理場に持ち込んで処分する場合、車が必要になります。車がない方には向いていない処分方法です。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

フリマアプリやネットオークションに出品して買い手を探す方法は、近年急増しています。フリマアプリの場合は、自分で値段を決められるのがメリットです。需要が高く、探している人がたくさんいる着物であれば、数日で買い手が見つかることもあります。

一方、オークションも価値が高く需要のある着物は、自然と値段がつり上がっていくでしょう。処分しようと思っていた着物に値がつけば、思わぬ臨時収入になります。

ただし、自分で写真を撮影し、買い手の候補者とやり取りをする必要があるため、手間がかかる点がデメリットです。

着物買取専門店で買い取ってもらう

着物のみを取り扱っている買取専門店に売る方法もあります。着物買取専門店は、着物の知識が豊富なスタッフが在籍しています。需要が高い着物や有名作家の着物、希少な着物は高値が付く可能性もあるでしょう。

ただし、リサイクルショップと同様に、買取店によっては買取対象外の着物があるかもしれません。自分が売りたい着物が査定対象になっているかどうか、事前に調べておきましょう。

リメイクして再利用する

もう着なくなった着物は、リメイクをして活用する方法もあります。着物からスカートや小物、インテリアなどへのリメイクができれば、着物を着なくても着物の美しい柄が楽しめるのがメリットです。

ただし、自分自身でリメイクができなければ、結局リメイク可能なお店に依頼するしかありません。その場合、他の処分方法と同様に、リメイク費用がかかるでしょう。

不用品回収業者に依頼する

処分したい着物がたくさんありすぎて自分では運べない、自分で捨てに行くのが面倒と感じる場合は、不用品回収業者を利用しましょう。回収から処分まで、業者が対応してくれます。

ただし、不用品回収業者は処分する荷物の重さで費用が決められているため、処分したい着物が少量しかない場合は、処分費が割高になる可能性があります。着物の他に処分したい不用品がある場合は、それらをまとめて処分してくれる不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

売れない処分するべき着物は？

着物を売る方法を選択する場合は、実際に売れる着物であるかどうかを確認する必要があります。状態や素材によっては、売却できない可能性があるため注意しましょう。

• 絹以外の素材の着物
• 臭い・汚れ・しみのある着物
• サイズが定形外の着物

以上の3つが、処分するべき着物です。どのような着物か、詳しく紹介します。

絹以外の素材の着物

着物で買い取りをしてもらえるのは、絹の着物のみです。絹以外の着物は、リサイクルショップや専門店などで買取対象外としているケースが多いです。

特に、ウール素材の着物はほとんどの店舗で買取対象外になっています。

臭い・汚れ・しみのある着物

着物の査定時、臭いや汚れ、しみなどは念入りにチェックされます。クリーニングをしても落ちない汚れがある場合は、マイナス評価を受けるかもしれません。

さらに、黄ばんでいる・虫食いがあるなど大きな損傷がみられる場合、ほとんどの場合が買い取り不可となります。

サイズが定形外の着物

着物には「定形」のサイズがあります。いわゆる標準体型の人に適したサイズ感です。定形よりも大きすぎるまたは小さすぎる着物は需要がないことから、断られる可能性があります。

着物買取専門店でも、定形以外の小さすぎる着物・大きすぎる着物は価値がほとんど付きません。それどころか買取依頼を受け付けてもらえない場合もあります。

まとめ

大阪市では、着物と付随する小物を処分する場合、普通ゴミもしくは古紙・紙類で処分するのが一般的です。しかし、大切にしてきた着物だからこそ、ごみとして捨てる以外に何か方法があれば…と悩んでいる方も多いでしょう。

この記事で紹介した方法の中でも、自分が利用しやすい方法を選んでみてください。それぞれにメリット・デメリットがあるため、ゆっくりと比較・検討しましょう。

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引用元：エーストータルサービス公式HP

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